2024年5月13日のニュースレター
いつもステイヤーズポイントをご利用くださりありがとうございます。事務局のタカハシです。
日本の日付けは変わってしまいましたが、2024年5月13日リリースのニュースレターです。今回もよろしくお願いします💛
コチラは大型連休が終わり、日常が戻ってまいりました。え、でも、ちょっと待って…!
年度の変わり目の3、4月、GWの5月、夏休みの7、8月、海外の年度替わり9、10月、ホリデーシーズンの12、1月…
考えてみるとフルにお仕事できるのは2月、6月、11月しか無いってことになりませんか!?(;゚Д゚)もー、焦ってしまいます。
時間は大切ですね、メリハリ作って今月も元気で行きましょう!では久々のニュースレターです。お付き合いいただければ嬉しいです。
まずお知らせです。
■近日中に会員様専用FAQページを開設いたします。
どんなサービスでもそうですが、使ってみないとわからない…想定していなかった…ステイヤーズポイントにもあるあるです。
これまでにお問い合わせいただいた内容の主なものを順次公開していきますが、会員様専用なので、告知用のFAQとは少し違う、
一歩入った濃い内容になる予定。広告をしておらず、ご紹介でご入会いただく事が多いので、わたしたちもつい説明不足になってしまう事もあったかもしれず、そうしたところの反省も含み、既会員様から寄せられたお問い合わせにフォーカスしてページを作ってまいります。都度積み重ねていくことによって理解を深めて頂けるよう、過去のご質問だけでなく、リアルタイムでの疑問も次々反映してく予定。もちろんベーシックな前提や海外生活の基本的な疑問点から行政のきまりごとまで。
些細な事でも構いませんので、気づいたことを気ままにお寄せくださいましたら嬉しいです!逐次新ページから公開してまいります。
こちらから!
(会員の皆様に育てていただくページにさせて頂ければと思います。つきましては日ごろから気になっていることなどございましたらお知らせください。匿名の方を除きすべての方に編集のご協力へのお礼として、お礼の粗品ご用意しています(^^)/どうぞよろしくお願いいたします。)
■郵便局の転居届をご利用の方に朗報!転送期間切れのお知らせサービス始めました!
会員の皆様は渡航前に「転居届」を郵便局に提出されていらっしゃると思いますが
このサービスは一年ごとに更新しなければなりません。
海外に出てしまうと、VPNを使用しないと国内IPが使用できなくなるため、ネット上で転居届の延長が難しくなることがありますが
簡単な手続きで、ステイヤーズポイントが申請手続きを代行いたします。
一度お申込みいただくと、毎年無料で更新手続きをさせていただきますので
うっかり期限切れ…という心配、海外からのWeb申請が出来なくてギリギリになって大慌てということもなくなります。
お申し込みはメールで。※ゆうびんIDをご利用の方はご自身でも更新いただけます※
■転送用預託の仕方がかわりました。
インボイス制度発効に伴い、実際に運用してみて変更しなければならない点がありましたのでお知らせいたします。消費税課税部分のすみ分けが厳格になったことから「転送用ご預託」の仕方が一部変わります。
従来、発送用のご預託金に残額があれば、その範囲内でのお立替払いもカード払いを承れていたのですが、手数料の部分と課税部分、非課税部分が、弊社とその先PayPalとカード会社など、大変複雑に混在します事から、ご預託を発送以外の用途(立替払い)でもご利用くださっている会員様に於かれましては、大変お手数ですが今後は極力銀行振り込みでお願いしたいと思います。たとえば公共料金の代理払いの場合、カード会社の手数料、PayPalの手数料、払い込み金融機関やコンビニの手数料など、少額でも大変多くの手数料プロセスが発生するため、この手間を最小限にするためには単純に”弊社預り金”としてシンプルなお預かりにしておくことがベストのようだからです。(まさに消費税のマトリョーシカ状態で、経理から泣きが入ってきたため…苦)預託以外の運用は従来通りです。
■乃木坂ロッカールームでのwifiについて
何人かの会員様から、月の後半になると通信が出来なくなるとのご連絡をいただいています。最低プランのギガで加入していますので、動画を見たり大きなファイルのアップロード(dropboxのアップデートなど)に使用しないでください。みなさまにご便利にお使いいただきたいので、ご協力をよろしくお願いいたします。
■5月の巡回おやすみのお知らせ
5月22日と23日は巡回スタッフが別部署の手伝いに行きますので、この二日間巡回業務がお休みになります。ご不便をおかけしますがよろしくお願いいたします。事務局は通常通りですが、郵便物が届かないので発送業務もほぼお休みになりそうです。よろしくお願いいたします。
タカハシの雑談
さてここからはタカハシの雑談コーナーです。
例によってお暇な方だけどうぞ♪
今回は大好きなヒコーキとタワーと、恒例・紫陽花ちゃんの話題でございます
■ウイングレットをご存じですか?
会員の皆様は飛行機でのご移動が日常化されている方も多々いらっしゃるかと思いますが
私、高橋もちょこっとですがフリークエントフライヤーの一人でございまして、月に4~5回は飛行機搭乗機会があります。
といってもこのお仕事に就いてからはもっぱら国内線ですが…( *´艸`)。
最近思うのは、この数年でウイングレット(シャークレット)を採用している機体が多くなったなーってこと。
ウイングレットとは、翼の先でくいっと上に曲がっている部分の事で、ボーイング社と同社に機材を納入するアビエーションパートナーズ社はこう呼んでいます。体操の着地を決めたときの手の先のようで、きりっとした印象を受けますね。
一方、エアバス社はこれをシャークレットと呼びますが、呼称の違いは何十年もの間特許紛争で両社(API+ボーイング)対(エアバス)が互いに譲らなかったことにも起因しているようです。
↑(この先端の緑のところ。)
特許紛争にはありがちな「どっちが早い」に始まって、機能や精度ほか多岐にわたり、かつ複雑に他の特許の申請時期も絡み、決着がつかないまま数十年経ち、期限切れ以前に公知となってしまったという、技術特許にはありがちな泥沼状況で、現在はほぼ紛争はフリーズ状態(笑)。しかもその形状は複雑多岐多様に進化を遂げ、特許請求よりも実用化の方が早く進化しているという、やはりあるあるな事態になっているそうです。単語としては「ウイングレット」の方が定着した感がありますが、このレット、というのは
Let、「小さい」という意味。近い日本語だと「ちょいと」とか、「コ」、そう、日本語で小皿とか小瓶とかに使うコ、のニュアンスにあたるかもしれません。
英語的な例ではレッサーパンダの「レッ」と言えば判り易いでしょうか。ちっちゃパンダ、ですね。そもそもlittleの派生語ですし。
このちょっとした折れ曲がりは、翼端が空気を巻き込んで機体を下に押し下げるのを防ぐのに役立ちます。ひいては騒音低下と燃費向上に寄与し、特に中型機のパフォーマンスは6%もの燃費向上が期待できるとか。最近のCo2削減の機運も後押ししてか、よく見るようになったのも頷けますね。
このような跳ね上がった形だけでなく、B737 に採用されている、スプリットシミタール・ウイングレットという、先端が蛇の舌のように二つに割れているタイプのものもあります。これを装備すると、機体重量が133kgも重くなるのになんと5,500kmのフライトではさらに2.2%もの燃費向上が期待されるとのこと。米UAや豪カンタスなどが採用していますが、このオプションでオーダーすると、一機当たり6500万円の追加費用が加算されるそうで、さて、燃費削減率とどちらがお得なのでしょう…って感じになりますね。発注側としては決断を迫られるところでしょうか。まあでも、IR的には6%+2.2%の省エネは、耳障りがいいかもしれません。
一方、最新の大型機…たとえばボーイング787にはウイングレットはついていません。
理由は、ウイングレットは耐空圧性を考慮し頑丈に作られるため、この部分は結構重くなり、機体重量を押し上げます。空気力学上での燃費向上対重量を考慮すると、大型機ではコストと重量に比してあまり燃費向上効果が期待できないという点にその理由があるようです。下の一番上はANAの787。(写真はANAさんのサイトからお借りしました。)これはこれで美しい…。
一方、中型機では採用機が圧倒的に多くなりました。私の好きなA320にはもう殆どの国内機に採用されているようですし、JALのB737やA350のウイングレットは先端にかけてJALレッドがぼかしペイントされていてとても美しいと思います。(下中はA350)
こちらは一昨昨日の羽田空港。同じウイングレットでも角度が微妙に異なりますね。A320よりA350のほうが角度が強いようです。
個人的に好きな航空機メーカーはエアバス。御贔屓キャリアは多少天候が怪しくてもガンガン飛ばしてくれるスターフライヤー。でも利用頻度はJALが一番多いです。なかなか距離が伸びないのでFFPは未だ最下位のサファイアクラスですが…。
そしてまた東京タワーのお話でゴメンナサイ(笑)
前回のニュースレターで、東京タワーの蘊蓄を語らせて頂いたら、いろいろなご質問を頂きました。
調子に乗って今回もおまけのミニ知識です。
東京タワーの総工費はおいくらだったと思いますか?
ヒント。建設に携わった人は延べ22万人、電卓すら無い時代(ちなみにカシオの電卓登場は6年後の昭和40年)にあって、そろばんと手計算で設計したという…。
な・なんと、たった28億円ですって。22万人動員して、資材費・研究開発費・人件費も全コミですよ。いくら食パン半斤30円の時代といっても低コスト過ぎませんか?さらに驚く事に工期はたったの1年半。ハイテク機器など全くない時代…。
当時の日本人のものすごさが伝わる数字です。ゆとり世代には真似できない壮絶さと集中力。敬服しかありません。
東京タワーよ、いろいろ考えさせてくれるなお前…(感慨)
…と、前回はタワーの電気代云々に続いて今回は工費のお話でした。感動やまず、費用の話ばかりでセコくてスミマセン💦
下の写真は毎週月曜日の夜に輝くダイヤモンドベールという名のライトアップです。
街灯が邪魔をして、スマホだとなかなかきれいなタワーの写真撮影ができませんが、動画モードで撮影すると手前の明かりの滲みを幾分キャンセルしてくれるので、後から動画を切り取ってみると意外とイケる。撮り鉄ならぬ撮りタワーの方(…なんていないか…(;'∀'))はお試しあれ。
こちらは毎度給油に行ってるGSのある赤羽橋あたりからの風景です。